軽貨物で独立したパパのホンネ。

今現在進行形でやっている軽貨物運送業の、ありのままの実態を、自ら人柱となってさらします。

ドローンにはまだ宅配は出来ない。


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どうも、軽貨物運送業のMURAです。

こんな記事を良く目にしませんか??

 

ドローンで宅配。

 

便利な事を思い付くものです。

ドローンでもし、宅配が出来たとしたら、

このようなメリットがあるんでしょうか?

 

  1. 労働時間を気にせずに、管理する人間だけいれば、出来るだけお客さんの要望に沿って、24時間配達可能になる。
  2. 今まで使われてなかったと言われてる、陸と、空の間の空間(地上~100、200メートル位かな?)を有効活用し、渋滞を回避、時間通りにお客さんに届けることが可能になる。
  3. AI(人工知能)を組み込んで、住所を認識したら自動でお客さんの所まで配達できる。

などなど、もっと沢山のメリットがあるのでしょうが、期待されていますね。

 

「おいおい、じゃあ軽貨物で宅配なんかやってたって将来あぶねーじゃん!?」

 

いや、僕自身の勝手な憶測でしかないですが、ドローンで配達は出来ないんじゃないかと言う意見を言わせて下さい。

まず、ドローン1台でどの位の耐久性があるの?って話です。

軽自動車なら、しっかりメンテナンスしてれば5年以上は持ちます。

僕の軽自動車も、中古で譲り受けて、

月に3千㎞前後走りますが、もう3年使っています。

途中で止まった、走らなくなった等のトラブルは今のところ一度も無いですね。

空を飛ぶってゆうのは、機械に相当の負担がかかっているはずだし、もともと今の段階だとそんなに数も積めないでしょうから、

何十往復、何百往復するわけです。

軽自動車なら、積み方にもよりますが、僕は最高で150個位積んだことがあります。

今後の技術だったり、コストだったりっていうのが更に緩和されて、一気に150台を空に飛ばせることが出来るようになったら…

って思いますが、車1台が町を走る際の事故のリスクと、150台一斉に飛び立って、イタズラ(エアーガンによる射撃、投石等)や、ドローン同士の衝突、鳥、虫、浮遊物との衝突による落下事故のリスク、どちらが高いんでしょうか?

後、もしそうなったとして、更にモニター等を搭載したドローンが、食後の一服や、洗濯物を干すなどでベランダにいる時に、何十、何百って目の前を横切ったら…

なんか折角家に居るのに落ち着きませんよね。

確かに便利だし、今後は「空の産業革命」だなんて言われていますが、宅配で実用化は様々な障害があるんではないかなってゆうのが僕の感想です。

「どうしても今欲しいんだ!」

「後○分後に必ず必要なんだ!」

っていうお客さんに対して有料オプションとして活用とかならありかもしれませんね。

 

宅配以外では、作物の肥料や、イタズラ、動物に食べられないように監視する農業用ドローンがあったり、建設現場の測量なんかをするドローンが今活躍しているみたいです。

それは非常に便利だし、有効活用だと思いますね(*^^*)♪

宅配のもうひとつの醍醐味は、

ありがとう、ご苦労様、などの感謝の言葉

もあります。

やっぱり宅配は、時代の流れと共に進歩していかなければだめだと思いますが、

その感謝の言葉を通じて地域と触れ合っていく、そういうものも大切にしなくてはいけないと、ぼくは思います。

夏の暑い日には、

「喉乾いてるでしょ?これ飲みなっ!」

って言葉に本当に救われます。

配達中すれ違ったら、

「こんにちわー!今日も走ってるわね!」

みたいなたわいもない会話。

正直大変な時もあります。でもそんな瞬間があるから、ここまで楽しく続けてられるという気持ちもあるんです。

長くなってしまいましたが、ドローン、

確かに強敵ですが、宅配業界を席巻するのはまだまだ先かな~と思っています。

参考になりましたら幸いです(*^^*)

 

感想、質問いつでも下さいね(^^)v

 

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さっ、午後も頑張るぞいっ!

(休憩し過ぎた(^^;)